テクニカルレポート
シュリンク包装推奨について
2011年3月10日
以前に比べてシュリンク包装(フィルム)もかなり認知されてきた感じはありますが、作業量としてまだまだ増やすことができるのではないかと思います。今一度シュリンク包装について詳しい内容を確認していただき、お客様への推奨お願いしたいと思います。条件等もありますがなるべく対応できるようにしたいと思いますので、製本課までご相談ください。
シュリンク包装とは
包装するものを熱収縮性プラスチックフィルムで包み、熱を加えてフィルムを収縮させる包装の事です。
用途 | 無線綴じ冊子 中綴じ冊子 折りパンフなどの包装 |
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主原料 | 直鎖状ポリエチレン |
厚み | 15μ |
環境対応 | ダイオキシンの原因となる塩素系の原料を使用していません。 また、封入時に残留物(分解物)の発生がありません。(厚生労働省食品衛生規格も認可) |
廃棄方法 | 燃やしてもダイオキシンの発生はありません。 廃棄は各自治体の分別方法に従ってください。 |
使用することでのメリット
- 耐湿性、耐寒性に優れている・・・・・・・・・品質維持が可能
- 透明フィルムのため中味の確認が容易・・・・・識別向上により管理が楽
- 開封時のクラフト紙屑削減ができる・・・・・・用紙紙削減での環境への配慮
- 短時間で大量の包装ができる・・・・・・・・・納期短縮につながる
※使用上の主な条件は以下の3点です。
⑴ 総梱包数が30個程度以上の数量(製品束厚により1梱包当たりの部数は変動します)
⑵ 包装時の高さが5cm~20cm程度
⑶ 最小B6~最大A4判の規格サイズ
数量記載シールに環境影響や(該当自治体の)廃棄方法記載も可能です。また、得意先より要望があれば製品安全データシート(MSDS)の提出も出来ます。
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